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- グランプリは週刊パラドックス、第3回クォータスターコンテスト審査結果発表
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14.11/10
15分の演劇動画をWEB上で競うコンテスト「第3回クォータースターコンテスト(QSC)」(主催:エントレ)の結果発表および授賞式が11月8日(土)、都内にて行われ、週刊パラドックスの『会話劇2014』がグランプリを受賞した。また優秀作品賞として、あやめ十八番『江戸系 紅千鳥』、Moratorium Pants『ヒットナンバー』の2作品が選出された。グランプリには賞金30万円が贈呈される。(写真左より、堀越涼さん[あやめ十八番]、中村允俊さん[週刊パラドックス]、橋本昭博さん[Moratorium Pants])
「12分以上、15分以下」「カメラ1台で撮影、動画編集は不可」という主なルールによって撮影された「演劇動画」を競うQSC。三回目となる今回は、北海道から沖縄まで84作品の応募があった。その中からノミネートされた13作品を、審査員を務める鴻上尚史氏(作家・演出家)、坂口真人氏(演劇ぶっく編集長)、鈴木裕美氏(演出家)、行定勲氏(映画監督)の4氏が視聴し審査。その結果、週刊パラドックスとあやめ十八番が同率1位となったが、「同点だった場合にはYoutubeの再生回数が多い方をグランプリとする」という同コンテストの規定により、結果発表時点で閲覧回数の多かった週刊パラドックスに軍配が上がった。
この他、げきぴあ賞(ぴあ株式会社)、彩高堂賞(株式会社彩高堂)、観劇三昧賞(株式会社ネクステージ)、イーオシバイ賞(株式会社ヴィレッヂ)、BITE賞・園田個人賞(園田喬し氏)も同時発表。週刊パラドックスはげきぴあ賞を、あやめ十八番は観劇三昧賞も受賞し、それぞれW受賞となった。
週刊パラドックスは、ネット上で今年11月に正式に旗揚げしたばかりという若手劇団。同劇団主宰で、受賞作品の作・演出を務めた中村允俊さんは「今回の作品は、見えないところで進んで行くLINEでの会話のこわさを表現したかった。賞金はこれからの活動に活かしたい」とコメント、仲間たちと喜びを分かち合った。
◎インフォメーション◎
「第3回クォータースターコンテスト」審査結果
■グランプリ:週刊パラドックス『会話劇2014』
■優秀作品賞:あやめ十八番『江戸系 紅千鳥』/Moratorium Pants『ヒットナンバー』
■げきぴあ賞:週刊パラドックス『会話劇2014』
■彩高堂賞:花掘レ『ダミークリスマス』
■観劇三昧賞:あやめ十八番『江戸系 紅千鳥』
■イーオシバイ賞:to R mansion『BAR OK』
■BITE賞:公社流体力学『頭の中の蜂』
■園田個人賞:イヂワル『かたむき』
◎関連サイト◎
第3回QSC結果発表|エントレ