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今年のアヴィニョン演劇祭に招聘され、先月19日まで現地で公演を行ったSPAC-静岡県舞台芸術センター『マハーバーラタ~ナラ王の冒険』の日本凱旋公演スペシャルトークが、8月19日(火)に行われる。会場は東京芸術劇場ギャラリー2。参加費無料、定員は60名(先着順、要事前申込)。
同トークイベントは、9月にKAAT神奈川芸術劇場で行われる日本凱旋公演を前に行われるもの。登壇者は同公演を演出した宮城聰(SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督)、聞き手には演劇評論家で、現地公演に立ち会った長谷部浩(東京藝術大学教授)。
『マハーバーラタ~ナラ王の冒険』は、世界三大演劇祭のひとつに数えられるアヴィニョン演劇祭に、日本の演出家による演劇作品としては20年振りに公式プログラムに招聘され、「ブルボン石切場」のオープニング演目として上演された。初日は悪天候に伴う道路のトラブルで公演中止になったほか、舞台芸術に携わる労働者の失業補償制度に関するストライキの影響により7月12日の公演が中止となるなど、現地では数多くの出来事があったという。トークイベントでは現地での体験に基づいた様々な内容が、演劇祭の雰囲気が伝わる資料を元に語られるという。
尚、同作品はKAATとSPACによる人材交流プロジェクトの一環として共同製作がなされ、KAATが舞台技術支援を行い、アヴィニョン演劇祭公演にも共同で臨んでいる。トークイベントの詳細や参加申し込み方法は、関連サイトを参照のこと。
◎関連サイト◎
緊急報告会開催決定!演出家 宮城聰氏 アヴィニョン演劇祭より帰国!
「マハーバーラタ~ナラ王の冒険」日本凱旋公演スペシャルトーク開催