次世代を担う振付家の発掘と育成を目指す「トヨタコレオグラフィーアワード2014」の「ネクステージ（最終審査会）」が3日、世田谷パブリックシアター（東京都世田谷区）にて開催され、グランプリにあたる「次代を担う振付家賞」および、観客投票にて決定する「オーディエンス賞」を川村美紀子が受賞した。

「トヨタコレオグラフィーアワード」は、トヨタ自動車株式会社と世田谷パブリックシアターとの提携事業として2001年に設立されたコンペティション。審査委員・ゲスト審査委員の討議・投票により「次代を担う振付家賞」1名と、観客投票により「オーディエンス賞」1名を決定する。9回目となる今回は、203組（242名）の応募の中から、川村美紀子、木村玲奈、スズキ拓朗、塚原悠也、捩子ぴじん、乗松薫の6名がファイナリストとして振付作品を上演、川村美紀子のW受賞となった。

なお最終審査会の報告は6日(水)午後、公式サイトにて公開される予定。

◎インフォメーション◎
「トヨタ コレオグラフィーアワード2014」ネクステージ上演作品（※上演順）

捩子ぴじん『no title』
スズキ拓朗『〒〒〒〒〒〒〒〒〒〒』
木村玲奈『どこかで生まれて、どこかで暮らす。』
塚原悠也『訓練されていない素人のための振付けのコンセプト001／重さと動きについての習作』
川村美紀子『インナーマミー』
乗松薫『膜』

◎関連サイト◎
トヨタ コレオグラフィーアワード｜トヨタ