独立行政法人日本芸術文化振興会による、平成26年度の『文化芸術振興費補助金による助成対象活動』が発表された。本年度の応募件数は492件。審査の結果、採択件数は321件、助成金予定額は32億7,400万円となり、前年度を下回った。

同助成は、国からの補助金を財源として、トップレベルの舞台芸術と映画製作の2分野において、国内の芸術団体が行う芸術水準の向上に資すると認められる創造性・芸術性の高い舞台芸術または優れた日本映画の製作活動に対し助成を行うもの。前年度の応募応募件数は513件。採択件数は343件、助成金予定額は33億2,400万円であった。

「トップレベルの舞台芸術創造事業」対象分野別の応募件数・採択件数・助成金交付予定額を見ると、「音楽」は144件中114件（前年度145件中120件）、17億7,700万円。「舞踊」は44件中31件（前年度53件中35件）、4億900万円。演劇は191件中116件（前年度191件中120件）、7億9,300万円。伝統芸能は42件中32件（前年度48件中33件）、5,700万円。大衆芸能は21件中12件（前年度20件中14件）、9,200万円となっており、前年度と比較してもほぼ横ばい。

助成対象活動の詳細は下記サイトを参照。

◎関連サイト◎
◎平成26年度文化芸術振興費補助金による助成対象活動が決定｜独立行政法人日本芸術文化振興会