制作ニュース
三重県と三重大学(津市)は12日、演劇や舞踊、伝統芸能、音楽などの実演芸術の振興に関する連携協定を結んだ。これは昨年6月に施行された「劇場、音楽堂等の活性化に関する法律」(通称:劇場法)に基づき進められたもので、県によると大学と行政が劇場法上の協定を締結するのは全国初だという。
協定により、今後は演劇や音楽などを教育に活用する取り組みや、県と三重大が共同で講演会を開催するなどの企画を進めていく。その一環として、三重県文化会館事業「ミエ・ユース・演劇ラボ」に三重大が協力するほか、12月4日には三重大にて演出家・平田オリザ氏の講演会を共同で開催する予定。