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- 【講師に小崎哲哉氏、林立騎氏ら登壇】世パブ『世界の同時代演劇を知る!』レクチャーシリーズ、今秋開催
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13.08/20
東京・三軒茶屋の世田谷パブリックシアター(SPT)は9・10・12月に、「SPT×ITI レクチャーシリーズ『世界の同時代演劇を知る!』」を開催する。今回は「現代アートと演劇 ― あいちトリエンナーレとパフォーミングアーツ」と「社会の変化と演劇の仕事 ― ドイツ語圏のモデルから実践・制度・研究のあいだへ」、そして「演劇と社会を繋ぐ ― 韓国演劇の現在と文化政策の試み」という3つのプログラムが用意されている。募集人数は30人程度(先着順)。
『世界の同時代演劇を知る!』レクチャーシリーズとは、世田谷パブリックシアターと国際演劇協会(ITI)が企画し開催するレクチャーシリーズ。「演劇と社会」「世界の同時代演劇」を柱に、同時代の演劇を知るレクチャーを開催する。
第一回「現代アートと演劇 ― あいちトリエンナーレとパフォーミングアーツ」は、9月10日(火)開催。講師はあいちトリエンナーレ2013パフォーミングアーツ統括プロデューサーの小崎哲哉氏が務める。現代アートと舞台芸術を2本の柱としているあいちトリエンナーレ。しかし「『柱』同士の交流は案外なされていない」という状況から、改めて舞台芸術と現代アートの関わりについて見つめる。参加費1,000円。
第二回「社会の変化と演劇の仕事 ― ドイツ語圏のモデルから実践・制度・研究のあいだへ」は、10月9日(水)・10日(木)の2日間にわたり開催。講師にドイツ語翻訳者・演劇研究者の林立騎氏を迎え、ドイツ語圏の実例や制度も参照しながら、ドラマトゥルク、演劇翻訳者、都市プロジェクトにおけるリサーチャー等、日本演劇における「新たなキャリア」の必然性と可能性を考える。参加費2,000円。
第三回「演劇と社会を繋ぐ ― 韓国演劇の現在と文化政策の試み」は、12月11日(水)開催。講師は舞台芸術コーディネーターの木村典子氏。社会の中で様々な機能をはたす時代となった韓国演劇の現在と文化政策を紹介し、演劇ひいては文化芸術と社会のかかわりを参加者とともに考える。参加費1,000円。
会場は、第一回は世田谷文化生活情報センター ワークショップルーム(三軒茶屋駅前キャロットタワー4階)。
第二・三回は、世田谷文化生活情報センター セミナールーム(三軒茶屋駅前キャロットタワー5階)。
時間はすべて19:00〜21:00。
お申し込みは、世田谷パブリックシアター学芸 TEL.03-5432-1526
もしくは、下記サイトの申込フォームより受付。