4月より新年度を迎えるNext舞台制作塾では、オープニングプログラムとして、3つのセミナー・ミーティングを連続開催いたします。 第1弾は制作者の仕事内容を把握するためのセミナーです。

舞台制作という仕事が指す内容は、実に多種多様です。 また、同じ舞台芸術界内でも、「制作」という言葉の指している仕事の範囲が違うこともしばしば見受けられます。 そのため、舞台制作者という職業に関心のある人は、まず、これらの状況を俯瞰してみた上で、適性を見極めていくことが有効ではないかと私たち制作塾では考えています。 このセミナーでは、これまで制作塾で扱った事例紹介も交えながら、「舞台制作に関わる仕事の種類」「仕事に必要となるスキル」といった観点に立ち、制作者の職能とは何かを分析していきたいと思います。

また、今回はゲストとして、武田知也さん（NPO法人アートネットワーク・ジャパン）にお越しいただきます。 舞台芸術の祭典「フェスティバル/トーキョー」に制作統括として携わり、様々な制作者と共に仕事をされてきた武田さんからは、制作者の職能とキャリアアップについて、現状の課題も含め、様々な角度からお話しいただきたいと思っております。

これから舞台制作に関わる仕事をしたいと思っている人や経験の浅い人にとっては特に、重要な内容となるのではないかと思います。

また制作者にとって、自分の適性を知ることと、様々なスキルを積むことは、車の両輪のような作業であると考えています。 今年度、制作塾では一人一人の参加者の状況に合わせながら、両輪がスムーズに動くようになるために必要なアドバイスや紹介をする「キャリア相談プログラム」を実施予定です。 このプログラムに興味のある方も、この機会に本セミナーに足をお運びいただければ幸いです。

登壇者

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協力：舞台芸術制作者オープンネットワーク（ON-PAM）

2015年05月25日 終了講座