Next舞台制作塾

オープンセミナーvol.4 「助成金申請から学ぶ、 自身の活動を魅力的に伝えるためのワークショップ」

舞台制作者や主宰者にとって、「自分たちの活動を、対象となる相手にいかに魅力的に伝えるか」ということは、非常に重要なテーマだと思います。このためには、どの相手にも同じ説明の仕方をするのではなく、

1. 相手の持っているミッションを察し、
2. 自分達の持っているカード(特徴)をよく知り、
3. どのカードを出していくと有効なのかを判断する

……というプロセスをよく知り、使いこなしていくことが大切です。
今回のオープンセミナーでは、TACT/FEST国内枠プログラムディレクターの樺澤良さんをファシリテーターとしてお迎えし、この3つのプロセスについて、ワークショップを行います。
ワークショップの題材にするのは「助成金申請」について。ただし、これは単に助成金の申請書を書くための方法論を学ぶためだけのワークショップではなく、助成金申請という例を通じて「伝える言葉」を導きだすことを学ぶ実践的ワークショップです。
Next舞台制作塾で行った前回のセミナー『舞台芸術にとって助成金とは何か?』を受講された方はもちろん、初めて参加される方にとっても、この発想法を自らの仕事に活かすための非常に貴重な体験となることでしょう。様々な局面で役に立つ「自分たちの魅力を相手に伝える方法」を、受講される皆様とともに、検証していきたいと思います。

ファシリテータ―


樺澤良(かばさわ・りょう)
1979年生まれ。東京都板橋区出身。2005年、劇団制作社を設立。小劇場を中心とした制作受託の他にも東京都初所有の舞台芸術のための稽古場施設「水天宮ピット(正式名称:東京舞台芸術活動支援センター)」の運営制度設計や、「481engine」「CoRichチケット!」といった票券管理システムの開発協力にも携わる。2011年にはAsian Cultural Councilの助成を受けてニューヨークへ留学。滞在中はニューヨークのアートシーンに触れながら、ウェスリヤン大学(コネチカット州)にて「Institute for Curatorial Practice in Performance」に参加し、アーティストとキュレーターの関係性を深める研修プログラムを受講する。東京での活動の他にも阿倍野区民センター(大阪・阿倍野)の企画運営にも携わる。現在、革命アイドル暴走ちゃんの制作統括担当。

詳細

ファシリ
テーター
樺澤良(TACT/FEST国内枠プログラムディレクター/ロクソドンタブラックプログラムディレクター/劇団制作社代表/制作者)
日程 2013年6月9日(日)11:00-18:00 ※途中休憩あり
会場 亀戸/Nextセミナールーム (東京都江東区亀戸7-43-5 小林ビル2F) 
TEL:03-5628-1325
アクセス>>
参加費 3,150円(昼食代含む/税込)
定員 30名 ※定員になり次第締め切りとさせていただきます。

協力:舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)

2015年05月25日 終了講座