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【聴覚障害者のための観劇支援団体】「シアター・アクセシビリティ・ネットワーク」（通称：TA-net）設立

13.04/05

聴覚障害を持つ当事者らによって立ち上げられた観劇支援団体「特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク」（通称：TA-net）の設立総会＋茶話会が、3月31日に開催された。

同ネットワークは、「みんなで一緒に舞台を楽しもう」を合言葉とし、舞台における情報保障（聴覚障害者向け字幕・視覚障害者向け音声ガイド・手話通訳など）の普及や調査、情報保障担当者・団体との連携、運営支援等を行い、障害があっても観劇を希望する人々への情報提供と利用機会促進を目的としている。現在は聴覚障害者を対象としているが、将来的には高齢者、視覚障害者、車いす利用者、小さな子供を持つ親等、あらゆる劇場に行きにくい層に向けて支援を行なっていく予定。

発起人は、廣川麻子氏、石川絵理氏、久保田典江氏、飛山明香氏、北見健浩氏の5名。設立総会では、正会員17名のうち委任6名を含め全員が出席し、役員人事や会費などが決議された。入会方法等については、後日公表するとのこと。

◎インフォメーション◎
■「特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク」
【役員人事】
理事長：廣川麻子
副理事長：石川絵理（事務局長を兼任）
理事：久保田典江（会計担当）
理事：飛山明香
監事：北見健浩

【会費】
正会員（個人）1口1000円
賛助会員（個人）1口2000円
賛助会員（団体）1口5000円