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【御園座再建に協力】中日劇場が自主公演事業から撤退-名古屋

13.02/13

名古屋市中区にある中日劇場が、自主公演事業から撤退することが、8日分かった。同じく名古屋市中区にある経営再建中の老舗劇場・御園座が、新劇場でも引き続き自主公演を行うため、役割を分担するという狙いがある。御園座の建て替えが完了する2018年を目途に、中日劇場は貸しホール専用の劇場に移行するとのこと。

中日劇場の客席数は1650席で、御園座の客席数は1400席と同規模なため、中日劇場を運営する中日新聞社は、自主公演を続けることで観客が分散すると判断。また、市内で愛知厚生年金会館や愛知県勤労会館などの貸しホールが閉館していることから、貸しホールの需要もあると見られる。同社は、株主として御園座の存続に協力していく意向を示している。

名古屋では、御園座、中日劇場、名鉄ホールが「名古屋三座」と呼ばれ商業演劇の中心を担っており、このうち名鉄ホールは既に貸しホールに特化している。

◎関連サイト◎
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