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【10月開館の芸術文化施設】「アーツ前橋」初代館長に住友文彦氏-群馬

13.01/31

群馬県前橋市内に今年10月オープン予定の芸術文化施設「アーツ前橋」の初代館長に、同市文化国際課の嘱託学芸員で現在「アーツ前橋」の開館準備を担当している住友文彦氏が7/1付で就任することが明らかになった。

住友氏は1971年埼玉県出身。東大大学院総合文化研究科修了。東京大や東京芸術大などで非常勤講師を歴任し、「金沢21世紀美術館」(金沢市)や東京都現代美術館(東京都江東区)などの学芸員を経て、2010年7月より現職に就いている。館長職は単年度契約で、週四日の勤務となるという。

同施設は、旧商業ビルを改修し文化施設として再利用するもので、当初の「美術館」から、音楽、ダンス、演劇など多様なジャンルの芸術文化活動の拠点施設へと方針転換された。山本龍前橋市長は同施設の館長について、「高額報酬の著名人や天下りを採用するつもりはない」との意向を示していた。住友氏は、ヨコハマ国際映像祭2009にてディレクター、メディアシティソウル2010(ソウル市美術館)、別府現代芸術フェスティバル2012「混浴温泉世界」、あいちトリエンナーレ2013にてキュレーターを務めるなど幅広いアートイベントを手掛けている。

住友氏は、館長就任にあたり「近年、芸術文化に関心を持つ人々が増えているのを強く感じています。そうした期待に応えられるような質の高いソフトを国内外へ発信する活動を行い、一部の芸術愛好家だけではなく、幅広い層の人々がアーツ前橋を地域にとって必要だと思ってもらえるようにしていきたいと考えています」とコメントしている。

◎関連サイト◎
アーツ前橋館長予定者として、住友文彦氏が決定しました。|アーツ前橋


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