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【渋谷区に続き】港区議会も「こどもの城」存続を求める意見書を全会一致で採択

12.12/19

港区議会は、先ごろ開かれた平成24年度第4回定例会において「国立総合児童センターこどもの城、青山劇場、青山円形劇場の存続を求める意見書」を全会一致で採択した。同意見書を採択したのは渋谷区に続き2例目。

同意見書は5日付で、港区議会議長名義により内閣総理大臣及び厚生労働大臣宛に提出された。意見書では、「老朽化」と「全国に児童館が整備された」ことを理由に平成26年度末での閉鎖が発表された「こどもの城」及び「青山劇場・青山円形劇場」について、「厚生労働省の行政レビューシートでも『優先度の高い事業』とされ、年間80万人の利用があるこれらの施設の閉館は、ひとつの文化を喪失させるものです。『建物はまだ十分使用に耐えられる』ことが、厚生労働省の調査でも確認されています」と指摘。さらに、「本年6月に施行された「劇場、音楽等の活性化に関する法律」、9月7日に国会で採択された『文化芸術政策の充実を求める請願』の精神にも反するものであり、充実こそ必要であれ、廃止すべきものではありません」と訴えている。

◎関連サイト◎
会議の記録|港区議会ホームページ
こどもの城、青山劇場、青山円形劇場、残して!

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