制作ニュース
こまばアゴラ劇場(東京・目黒区)と劇団「青年団」が、新たに若い演劇人の育成機関『無隣館』を設立する。俳優、劇作、演出、舞台技術、そして制作についても学ぶことが出来る多角的な内容で、講師陣は、青年団主宰の平田オリザ氏のほか、青年団演出部、関連団体の演出家、劇作家、俳優など。若い演劇人の出会いの場としての役割も大きい。
2013年1月に入学試験を行い、応募者の中から30名程度を選出。2013年4月からワークショップや講座、集団創作等を行い、2014年3月には卒業公演『S高原から』をアゴラ劇場にて上演する予定。学費などはなく、期間中の客演も可能。12/1(土)より参加募集を開始する。年間プログラム等は劇場サイトを参照。
劇場サイトでは、「青年団は2010年度をもって新人募集を停止しているが、こまばアゴラ劇場が若い演劇人の巣立っていく場であることに変わりはない」と説明。平田氏は「先端的な演劇人、芸術家にとって最も重要な要素は、その才能故の孤立と孤独に耐えることだと私は考えています。アウェーで闘える真に自立した演劇人を育てるために、この私塾を「無隣館」と名付けました。多くの若い演劇人の参加を期待します。」とコメントしている。
◎関連サイト◎
こまばアゴラ演劇学校・無隣館 参加者募集のお知らせ
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