「第27回劇作家協会新人戯曲賞」募集開始、7/1応募締切

一般社団法人日本劇作家協会は、6月1日より「第27回劇作家協会新人戯曲賞」の募集を開始した。応募資格は「自らを新人と思う者」。応募作品は、2020年7月1日から2021年6月30日までに日本語で書かれた作品で、書籍あるいは雑誌に未発表のもの（上演していても可）。新人戯曲賞1編には正賞として時計を、副賞として賞金50万円が贈られる。また、例年5～6本の最終候補作を全文収録した『優秀新人戯曲集』（ブロンズ新社）も刊行されている。応募締切は7月1日(木)消印有効。

関連サイト⇒第27回劇作家協会新人戯曲賞　募集要項

同賞は、劇作家が運営し、劇作家が選ぶ戯曲賞として1995年にスタートした。第27回の審査会は、2021年12月12日(日)に開催予定。最終審査員は、応募者の希望を集計し、上位7名を最終選考会の審査員とする。なお、2019年の第25回より審査員の男女比をほぼ同数にするため、最終審査員7名中、女性審査員が3名に満たなかった場合は、女性劇作家の中から得票数の上位3名を最終審査員に選出する制度を採用している。

昨年行われた第26回では、応募総数242本の中から竹田モモコ（ばぶれるりぐる）『いびしない愛』が新人賞を受賞した。同戯曲は、2021年に大阪・日本橋に新築移転する「in→dependent theatre 2nd」の柿落しシリーズ参加作品として、9月30日より上演される予定。演出はチャーハン・ラモーン。