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JPASN、緊急事態宣言延長に対する声明公開

21.05/07

緊急事態舞台芸術ネットワーク、緊急事態宣言延長に対する声明公開

緊急事態舞台芸術ネットワーク(JPASN)は6日、東京、大阪、京都、兵庫の4都府県に発出されている「緊急事態宣言」の5月12日以降期間延長について声明を公開。4月25日の宣言ではイベントの「無観客開催」が求められたことについて、「ライブイベントは本来、お客様と実際に空間を共有することで、初めて成⽴するもの」とし、「この決定は、実質的には『舞台興⾏の中⽌要請』であった」との考えを示した。

関連サイト⇒緊急事態宣言 期間延長に際して

JPASNでは公演開催にあたり、政府関係当局の対処⽅針に則りガイドラインを策定。入場時の検温、規制退場の実施など、観客の協力の下、感染拡大予防に取り組み、昨年5月以降、同ネットワークの参加団体が開催する公演においては劇場内客席でのクラスター感染は起きていないことを報告。

こうした努力により「感染者報告ゼロ」のエビデンスを積み重ね、「劇場は感染リスクの高い場所ではない」ことを示してきた一方で、「昨年以降、公演中止や延期が相次いだこと、収容人数の制限が続いたことで、舞台芸術含むライブエンタテイメント産業は大きな打撃を受けております」「アーティストや実演家だけでなく、スタッフや文化施設関係者等、公演に従事するものたちの生活は、時々刻々と、危機的状況に追い込まれています」と、舞台芸術を取り巻く環境が、一層厳しい現実に直面していることを訴えた。

「舞台を愛する皆様に今を⽣きる喜びを提供しながら、舞台芸術に従事しているものたちの⽣活を守るという社会的役割を果たしたい」としたうえで、「引き続き、この1年の行政、音楽ほか関連業界、公演関係者、そして多くのお客様との積み重ねをもとに、現場の努力の実態とエビデンスに基づいた対策方針」を政府に強く求めていくとした。

【こちらもチェック】

「緊急事態宣言の延長に際しての声明文」表明(一般社団法人日本音楽事業者協会・一般社団法人日本音楽制作者連盟・一般社団法人コンサートプロモーターズ協会・一般社団法人日本音楽出版社協会)

緊急事態宣言及び緊急事態措置の延長に対する声明(全興連)


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