NPO法人DANCE BOX(兵庫県・神戸市)は、「描き続けてきた理想の＜ダンスを学び・実践する場＞の第一歩」として、『国内ダンス留学＠神戸』を開講すると発表した。期間は今年8月から来年3月まで。会場は同法人の運営する劇場・ArtTheater dB神戸。対象はダンス歴3年以上の者。

DANCE BOXは、1986年に大阪で始動。2002年にNPO法人化し、大阪市によって設置されたArt Theater dB(大阪市・浪速区)を運営してきた。2007年の移転(同・東淀川区)を経て、2009年に神戸市新長田へ移転し現在に至る。地域に根差した活動とともに、国内のダンス拠点として、多様なダンスの紹介や、アーティストの創作・鍛練などを、劇場の内外で積極的に行っている。

『国内ダンス留学＠神戸』では、特徴として3つのことが挙げられている。
一つ目は、「＜学ぶ＞＜つくって上演する＞＜磨いて上演する＞の一連のプログラムを行う」こと。二つ目は、「＜制作現場＞に日々接する」こと。三つ目は、ダンス・アーカイブ・ビデオや関連書籍が閲覧でき、アジアを中心としたネットワークを紹介してもらえることである。
これについて同法人は、「＜日々の身体づくり＞、＜作品という構造物をつくるための思考＞、＜自身の活動をつくる為の方法＞、＜世界の舞台芸術の状況や舞踊の歴史のような地軸と時軸の地図＞を拡げ、鳥の目と虫の目の両方をもちながら、進んでいくことができるようなプログラムづくりを目指しました」と説明している。各プログラムでは、振付家・ダンサーのほかに、制作者、評論家もゲスト講師として登壇する予定。

コースは振付家コースとダンサーコースの二種類があり、内容、受講料、定員が異なる。応募後、コースに応じて面接、作文、実技の選考がある。応募締め切りは6月18(月)必着。

国内ダンス留学＠神戸 詳細公開！！！｜DANCE BOX @BLOG

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