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「性暴力・ハラスメント相談窓口リスト」

20.11/12

塚口麻里子、西尾佳織らワーキンググループが作成 「舞台芸術関係者向け性暴力・ハラスメント相談窓口リスト」公開

WEBサイトを通じて「舞台芸術関係者向け性暴力・ハラスメント相談窓口リスト」が公開された。東京都内やその周辺で活動している舞台芸術界で就労する人々の性暴力やハラスメントの被害訴えについて、「労働相談一般」「性暴力」など想定しうるいくつかの内容で分類し、それぞれに関する既存の相談窓口への紹介を目的としている。

関連サイト⇒舞台芸術関係者向け性暴力・ハラスメント相談窓口リスト

このリストを作成したのは、日本の舞台芸術界に関わる有志を中心とする、業界内の性暴力やセクシュアルハラスメント(ジェンダーやセクシュアリティに関するハラスメント)の問題に関する集まりを母体としたワーキンググループ。

奥田安奈(アーツマネージャー)、国松里香(団体職員)、佐藤浩太(弁護士)、鈴木みのり(ライター)、塚口麻里子(ON-PAM)、西尾佳織(鳥公園、亜女会)、古元道広(演劇制作者)、渡辺六三志(パフォーマー、福祉職)の8名が名を連ねている。

同サイトでは、「『雇用契約を結んでいない』『フリーランス』と言った就労形態含め、業界の構造を踏まえた対応の検証など、現状では質・量の両面で情報が不十分」として、現状においては「性暴力やセクシュアルハラスメントの被害訴え向けの相談窓口が中心」と説明。

将来的には、ハラスメント全般の被害訴えに対する窓口も含めたリストが望ましく、「このリストにより被害を訴えた方が自ら最適な相談窓口を判断して頂けるようになることを目指し、今後さらなるバージョンアップを予定しております」とコメントしている。


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