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芸術選奨文部科学大臣賞及び同新人賞発表

20.03/05

大臣賞に内野聖陽、文化庁「芸術選奨文部科学大臣賞及び同新人賞」発表

文化庁は4日、令和元年度(第70回)芸術選奨文部科学大臣賞及び同新人賞を発表した。演劇部門では、大臣賞を俳優の内野聖陽ら、新人賞を劇作家・演出の瀬戸山美咲が受章した。また芸術振興部門の大臣賞はNPO法人ダンスボックス代表の大谷燠、新人賞は演出家・アーティストの高山明に贈られた。

関連サイト⇒令和元年度(第70回)芸術選奨文部科学大臣賞及び同新人賞の決定について

内野は『最貧前線』ほかの演技が、瀬戸山は『THE NETHER』ほかの成果が評価された。また大谷は「下町芸術祭2019」ほかの成果について、高山は、「あいちトリエンナーレ2019」における『表現の不自由展・その後』への電凸(でんとつ)攻撃などで展示中止になったことを受けて設立した「Jアートコールセンター」が、「アーティスト自身が電話を通じて市民との対話を重ね、芸術の役割を問い掛けようという行為は、芸術と社会の間に新たな回路の構築を期待させる」と評価された。

文化庁では、昭和25年から毎年度、芸術各分野において優れた業績を挙げた人、又は新生面を開いた人に対し、芸術選奨文部科学大臣賞、同新人賞を贈っている。


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