「企画監修」徳永京子、審査員に多田淳之介ら、第11回せんがわ劇場演劇コンクール参加団体募集

せんがわ劇場（東京都調布市・仙川）は、「第11回せんがわ劇場演劇コンクール」の参加団体の募集を開始した。応募資格は過去3回以上の上演を3年以内に行っていること、上演作品条件は上演時間30分以上40分以内のオリジナル作品（新作、既上演作品は不問、原作物の翻案作品可）。応募締切は2月7日(金)必着。

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同コンクールでは、一次審査を通過した5団体が一般公開で行われる7月の本選で作品を上演し、グランプリとオーディエンス賞（各1団体）を選出、また優れた演出家・劇作家・俳優に対し「個人賞」が贈られる。グランプリ受賞団体は、2021年5月31日～6月6日の1週間分の劇場ホール及び附帯設備の利用料金が免除される。今回の専門審査員は、銀粉蝶（俳優）、多田淳之介（演出家・東京デスロック主宰）、西尾佳織（劇作家・演出家・鳥公園主宰）、ムーチョ村松（映像作家）の4名。また「企画監修」を今年も徳永京子（演劇ジャーナリスト）が務める。

「せんがわ劇場演劇コンクール」は、「舞台芸術を通じ、次世代を担う子どもたちや舞台芸術活動者を育成する」ことを目的に2010年よりスタートした。単に作品の優劣を競うものではなく、せんがわ劇場における舞台芸術活動者の育成支援の出発点として位置付け、ファイナリストの作品に対し専門審査員が丁寧に講評することも特徴のひとつ。昨年開催された第10回コンクールでは、公社流体力学がグランプリを受賞した。