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セゾン文化財団「2017年度助成事業」採択

17.03/03

「ダンス保育園!!」など支援 セゾン文化財団「2017年度助成事業」採択

公益財団法人セゾン文化財団は、2017年度助成事業の決定を発表した。「芸術家への直接支援(セゾン・フェロー)」が23件/35,000万円、「創造環境イノベーション」が7件/8,000千円、「国際プロジェクト支援」が10件/12,500千円など、総額6,400万円の採択となった。

関連リンク⇒ 公益財団法人セゾン文化財団「2017年度 助成事業および自主製作・共催事業決定のご報告」(PDF)

現代演劇・舞踊界の環境整備を支援する「創造環境イノベーション」では、『スタートアップ支援』として「ダンス保育園!!」が支援対象に。子育てをしながら創作活動に取り組む舞踊家や関係者のための仕組みづくりを行う。また、「舞台芸術の観客拡大策」を課題に事業を募集し、昨年採択された「ダンスと企業を繋ぐ観客創造プログラム」(横浜市芸術文化振興財団)が今年も継続採択されている(新規採択なし)。
 
今後の活躍が期待される演出家、劇作家、振付家を支援する「セゾン・フェロー」では、「ジュニア・フェロー(原則2年間の継続助成)」の新規対象者に白神ももこ氏(モモンガ・コンプレックス)、牧宗孝氏(東京ゲゲゲイ)、山本健介氏(The end of company ジエン社)が、「シニア・フェロー(原則3年間の継続助成)」の新規対象者に、岩渕貞太氏、杉原邦生氏(KUNIO)、平原慎太郎氏(OrganWorks)、藤原ちから氏(「演劇クエスト」)、前川知大氏(イキウメ)の5名を選出。また、日本で一定の評価を受けている演出家や振付家に、今後の創作のヒントを得る1ヶ月間の海外生活を助成する「サバティカル」には江本純子氏(訪問予定地:アイスランド、ハワイ島、カウアイ島)が選出された。

日本と海外のアーティスト間の協働事業を複数年に渡って支援する「国際プロジェクト支援」では、タニノクロウ(庭劇団ペニノ)とドイツの舞台美術家カスパー・ピヒナーの共同制作として昨年から始動している「Mプロジェクト」(開催地:静岡他)を始め、5件を新規採択した。

なお、2018年度公募(2018年4月~2019年3月までの期間に行われる事業)の募集開始は、今年8月を予定している。

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◆ 京都宿泊施設との「予約ホットライン」設置など支援 セゾン文化財団「2016年度助成事業」採択(16.02/23)


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