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【訃報】俳優の平幹二朗さん死去

16.10/24

【訃報】俳優の平幹二朗さん死去

俳優の平幹二朗(ひら・みきじろう)さんが23日、死去した。享年82歳。警視庁によると、23日夕方、東京都世田谷区内の自宅の浴室で倒れているのを家族が発見し、連絡があったという。

平さんは、1933年生まれ、広島市出身。俳優座養成所を経て1956年に座員として初舞台。退団後は蜷川幸雄演出の作品にも多数出演。主な作品に『王女メディア』『近松心中物語』『NINAGAWA マクベス』等、海外でも高い評価を得た。またドラマでも活躍し、『樅の木は残った』などで人気を集めた。一方、自ら主催する「幹の会」ではシェイクスピア全作品の上演をライフワークとしていた。98年に紫綬褒章、2005年に旭日小綬章、14年に毎日芸術賞を受賞。

今年10月9日まで舞台『CRESSIDA クレシダ』(作:ニコラス・ライト、翻訳:芦沢みどり、演出:森新太郎、東京・水戸・大阪にて上演)に主演していたほか、フジテレビ系のドラマ『カインとアベル』にも出演中だった。


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