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維新派の松本雄吉が「大阪文化賞」を受賞

16.01/21

維新派主宰の松本雄吉が「大阪文化賞」を受賞

大阪府と大阪市は18日、文化芸術の振興に著しい功績のあった人・団体を顕彰する、今年度の「大阪文化賞」を発表。劇団「維新派」主宰で演出家の松本雄吉氏に贈呈した。

関連リンク⇒ 平成27年度大阪文化賞の受賞者の決定について|大阪府

劇団「維新派」は1970年に大阪で活動を開始。更地に巨大な野外劇場を建設する公演を特徴としており、昨年10月には中之島ゲート(大阪市西区)で公演『透視図』を上演した。今年は秋に、「東アジア文化都市2016奈良市」(※)の中で新作野外公演が決定している。

≪受賞理由≫(大阪府発表資料より一部抜粋)
『透視図』は、現在「水都大阪」のシンボル空間となっている中之島GATEに、役者、スタッフが自らの手で作り上げた特設舞台において、川面に映る高層ビル群の明かりを背景に行われました。約40人の役者たちが、「維新派」の独創的なリズムに乗せたセリフを発しながらストーリーを展開し、躍動的でスケールの大きな美しい作品となりました。

また、氏は、昭和45年に劇団「日本維新派」(現在の「維新派」の前身)結成後、脚本・演出家として劇団を率い、「ヂャンヂャン☆オペラ」と名付けた関西弁を生かした独創的なスタイルを確立し、大がかりな特設野外舞台による作品を、国内外で公演し、海外でも高い評価を得ています。

このように、氏の活躍は大阪の野外演劇を牽引し、演劇を通じて大阪の文化を国内外に発信されており、大阪の文化振興への貢献は極めて大きく、ここに大阪文化賞を贈ります。


※『東アジア文化都市2016奈良市』とは
「東アジア文化都市」は、日本・中国・韓国の3か国で、文化による発展をめざす都市を各国1都市ずつ選定し、各都市が1年を通じて行うさまざまな文化イベント等で交流を深める国家プロジェクト。『東アジア文化都市2016奈良市』では、「古都奈良から多様性のアジアへ」をテーマに、「舞台芸術」「美術」「食」の3本柱を中心に、さまざまなプログラムが発信される

【こちらもチェック!】
◇ 維新派公式サイト
◇「東アジア文化都市2016奈良市」公式Facebookページ


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