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東京芸術劇場が今年度「福祉サービス対象公演」を発表

15.06/05

東京芸術劇場が今年度の「障害をお持ちの方への福祉サービス対象公演」を発表

東京芸術劇場は、平成27年度上半期の「障害をお持ちの方への福祉サービス対象公演」を発表した。公演鑑賞のサポート内容は「視覚障害者のための舞台説明会」と「聴覚障害者のためのポータブル字幕機サービス」で、『cocoon』、『障子の国のティンカーベル』、ミュージカル『100万回生きたねこ』、『気づかいルーシー』の計4公演(7〜8月)が対象となる。

⇒ 障害をお持ちの方への福祉サービス対象公演|東京芸術劇場 

同劇場による同様の対象公演は、一昨年(25年度)は9公演、昨年度(26年度)は4公演での実施だった。今年3月に行われたシアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)のシンポジウムでは、同劇場の橋爪綾子氏(人材育成担当係長)が登壇し、福祉サービス対象公演数について「26年度が4作品となったのは、新作公演が予想以上に多く、初日があけても台本を変更するタイプの演出家の作品もあったため、作品数を増やすことが難しかった」とコメントしている。今年度下半期にも、多くの公演が対象となることを期待したい。

■「視覚障害者のための舞台説明会」
鑑賞の直前に、舞台の様子や登場人物などについて説明するサービス。
■「聴覚障害者のためのポータブル字幕機提供サービス」
鑑賞中にセリフや音楽、音などの文字情報を手元で確認できるように、字幕機を無料で貸出しするサービス。

【合わせて読みたい!】
◇ 昨年の「視覚障害者のための舞台説明会」レポートはこちら
◇ 「意識調査・支援サービス研究」の成果を共有、TA-netシンポジウム|レポート