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第59回岸田國士戯曲賞、授賞式レポート

15.04/28

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27日、第59回岸田國士戯曲賞(主催:白水社)の授賞式が日本出版クラブ会館(東京都新宿区)で行われ、最年長受賞となった山内ケンジ氏(56歳)は、「次の公演が終わったら人間ドックに行きたいと思います」と会場を沸かせた。正賞の時計と副賞の賞金20万円が贈られた。

受賞作『トロワグロ』は、山内氏がプロデュースするユニット「城山羊の会」の公演として、昨年11〜12月にザ・スズナリ(東京都世田谷)で上演。山内氏は約30年、CMディレクターのトップランナーとして活躍しており、2004年に演劇界に進出。同作は16本目の作品だった。受賞挨拶では「老眼ですし、コレステロールも高くって」「体力的にも残された時間は余りないなと」「演劇をやってみて、CMのノウハウを使えるところが殆ど無くって・・・」と、訥々(とつとつ)としたコメントを連発し、審査員(岩松了氏、松尾スズキ氏、宮沢章夫氏が出席)も苦笑い。

会場には各界から関係者が集い、吉田大八氏(映画監督、CMディレクター)、徳永京子氏(演劇ジャーナリスト)、森元隆樹氏(三鷹市芸術文化振興財団)、平田オリザ氏がそれぞれ祝辞を述べた。平田氏は「あの井上ひさしでさえ(TVの世界から入ったという意識が強く)『自分は演劇の本流ではなく、外から入った人間だ』と何度も仰られていた。ですから山内さんも、これから国民的な劇作家までを目指して頂きたいと思います」と祝福した。

セレモニーを締めくくったのは、オリジナルキャストでの受賞作冒頭の上演。同作が「あるパーティーを舞台とする会話劇」であったこともあり、授賞式の臨場感と「城山羊の会」の世界観が混ざり合うような不思議な感覚を、来場者全員が共有。宴の締めにふさわしいパフォーマンスとなった。

左から、岡部たかし氏、岩谷健司氏

左から、岡部たかし氏、岩谷健司氏

同授賞式の模様はUstreamで配信され、アーカイブとして閲覧できる。また、各審査員の選評は後日ホームページに掲載予定。

※5/12追記:選評が公開されました。第59回岸田國士戯曲賞選評(2015年)

【こちらもチェック!】
◇ 山内ケンジ氏が主宰する「城山羊の会」
◇ 第59回岸田國士戯曲賞 授賞式Ustreamその1(~3まであり)
◇ 最終候補作品一覧も。第59回岸田國士戯曲賞発表
◇ 過去の岸田戯曲賞受賞作一覧(選評も)


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