10日、独立行政法人日本芸術文化振興会は、トップレベルの舞台芸術と映画製作を支援する『平成27年度 文化芸術振興費補助金による助成対象活動』を発表した。「トップレベルの舞台芸術創造事業」の採択件数は277件、助成金交付予定額は約31億2800万円となった。うち舞踊部門は約5億3600万円（32件）、演劇部門は約6億6400万円（105件）。

⇒ 平成27年度文化芸術振興費補助金による助成対象活動の決定について（PDF）

同助成は、国からの補助金を財源として、トップレベルの芸術団体が国内で実施する活動を助成するもの。複数の公演を一括して助成する「年間活動支援型」では、舞踊4団体、演劇6団体（演劇集団 円／ワンツーワークス／青年劇場／劇団青年座／文学座／劇団民藝）を採択した。「公演単位支援型」では、舞踊16件、演劇80件を採択した。

尚、先月27日に採択結果が発表された『芸術文化振興基金の助成対象活動』とは異なり、「赤字分（自己負担金）への助成」ではなく「脚本や演出、稽古等の創造部分に対して助成する」もので、チケット収入等の自己収入の増加は助成金の額に影響しない。

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◇ 前年度の採択結果はこちら（PDF）
◇ 「トップレベルの舞台芸術創造事業」詳細はこちら（助成金募集案内／PDF）