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応募数64編、「第2回高校生劇評グランプリ」結果発表

15.03/10

高校生による舞台芸術公演の劇評(レビュー)を募集する「第2回高校生劇評グランプリ」の結果が、3月2日付けで発表された。最優秀賞には、文楽鑑賞教室 『絵本太功記・尼ケ崎の段』の劇評を執筆した筑波大学附属駒場高等学校2年の吉原爽斗さんによる「鳴かぬ蛍が身を焦がす―人形浄瑠璃」が選ばれた。また団体賞は、大阪市立咲くやこの花高等学校、東京都立科学技術高等学校の2校に贈られた。

⇒ 第2回高校生劇評グランプリ結果発表

今回から「ライブパフォーマンス・レビュー部門」と「映像作品・レビュー部門」の2部門に分かれて募集、応募数は64編だった。優秀賞には、「ライブパフォーマンス」で11名(3年生4名、2年生5名、1年生2名)、「映像作品」で1名(3年生)が選ばれた。

審査員講評からは、「文楽とは『沈黙の芝居』ではないかという意表をつく『発見』が提出される。おそらく文楽を見慣れた人からはなかなか出てこない新鮮な感想である」(演劇批評家 扇田昭彦氏)、「変な言い方にきこえるかもしれませんが、『慣れていない』からこそ獲得できる『レベルの高さ』というものが世の中にはたしかに存在しています。今回受賞した作品のほとんどに、私はそれを感じました」(演劇批評家 森山直人氏)など、高校生達のみずみずしい感性から生まれる“コトバ”に圧倒された様子が伺える。

現時点(3/10現在)では各劇評の掲載はなされていないが、昨年度のHPでは行われていたこともあり、ぜひ期待して待ちたい。

<3/12追記>各劇評(受賞作品)の掲載は3月下旬に掲載の予定とのこと。
<3/26追記>各劇評(受賞作品)が掲載されました。

【こちらもチェック!】
◇ 第一回劇評グランプリの結果はこちら


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