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芸術祭創設など、東京都が「東京文化ビジョン」素案発表

15.02/03

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芸術祭創設など、東京都が「東京文化ビジョン」素案発表

東京都は1月30日、東京の芸術文化の魅力を世界に発信していく「東京文化ビジョン」の素案をまとめた。世界クラスの都市型総合芸術フェスティバル「東京芸術祭(仮称)」の構築や、若手アーティストの発掘・育成、障害者アートの推進など様々なプロジェクトを展開。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを通じて創出された文化のレガシー(遺産)を次世代に継承していくことを目指す。

⇒ 「東京文化ビジョンの素案」の策定について

東京文化ビジョン」の文化戦略として掲げられたのは、世界に向けた東京文化の独自性と多様性の発信、上野・池袋など都内における文化拠点の魅力向上など8項目。都の芸術文化振興における基本指針として、2020年の東京五輪への先導的役割を果たすと同時に、五輪後も見据えたプロジェクトを打ち立てる。その一つ「東京芸術祭(仮称)」は、伝統芸能、舞台芸術、音楽、現代アートなどの都市型総合芸術祭。いくつかの文化施設を核に、多数の小劇場や公共空間を組み合わせ東京全体としての演出を行う。また、現代美術、演劇など新進芸術家の国際的活動を支援する新人賞等の創設、海外のアーティスト・イン・レジデンスとの連携など、人材育成・交流にも積極的に取り組んでいく。

これらビジョンの実現を先導すべく、都は2015年度からふたつのプロジェクトを展開。「東京芸術文化評議会」の評議員である野田秀樹氏によって提案された「東京キャラバン(仮称)」は、様々な街でアーティストがライブパフォーマンスを繰り広げるというもの。同じく評議員のアーティスト・日比野克彦氏による「障害者のアートプログラム」では、障害者とアーティストとの共同創作や展覧会などを開催。ロンドンの「アンリミテッド」などとも連携しながら障害者アートに関わる活動を推進していく。

また都の執行体制を整備するため、東京の芸術文化施策の中核的役割を担う「アーツカウンシル東京」の体制と機能強化、芸術文化振興基金の活用など、ビジョン実現に向けての準備を進める。

なお都の生活文化局では、東京文化ビジョン素案に関するパブリックコメントを実施している。意見募集は2月13日(金)まで。都議会での議論も踏まえ、3月末に東京文化ビジョンを策定、公表する予定。

【こちらもチェック!】
◇ 2012年ロンドン五輪の文化プログラム「ロンドン2012 カルチュラル・オリンピアード」の主軸のひとつ「アンリミテッド」
◇ 「オリンピック組織委員会は、文化的ないくつかのイベントを計画し、プログラムを作成しなければならない」ーオリンピック憲章


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