12月1日から6日の6日間、韓国・ソウルにて「アジア・プロデューサー・プラットフォーム（APP） 韓国キャンプ」（主催：韓国アーツ・カウンシル〈韓国文化芸術委員会〉・APP運営委員会〈韓国〉）が開催される。韓国、台湾、オーストラリア、日本の舞台芸術の分野で活躍する制作者（プロデューサー）が集まる同キャンプに、日本からは野村政之氏、西山葉子氏ら7名が派遣される。事前のオンラインでのコミュニケーションと約1週間のキャンプを通じて、参加者同士の情報交換や知的交流、国境を越えた人的ネットワークの形成を図り、プロデューサーとしての創造的な仕事のあり方をアジア的観点から模索する。

APPは、韓国、台湾、オーストラリア、日本のプロデューサーが集まり、国境を越えたネットワーク構築を目指すプロジェクト。韓国は「アジア・ナウ」、台湾は「パフォーミング・アーツ・アライアンス」、オーストラリアは「パフォーミング・ライン」と「ライブ・パフォーマンス・オーストラリア」、日本は「舞台芸術制作者オープンネットワーク（ON-PAM）」の5団体/組織が中心となり運営している。

APPの核となる事業として位置づけられている「APPキャンプ」は、今回が初の開催。この共催団体として日本はON-PAMと国際交流基金が名を連ねており、日本からの参加者は事前にON-PAM内で公募し、参加者5名、キャンプ運営担当2名の計7名が派遣されることとなった。なお、同キャンプは2015年度以降、台湾、日本、オーストラリアでの実施を予定している。

◎インフォメーション◎
第1回APP韓国キャンプ参加者（敬称略）

■参加者
宮内奈緒（みやうち・なお）
野村政之（のむら・まさし）
西山葉子（にしやま・ようこ）
植村純子（うえむら・じゅんこ）
横山義志（よこやま・よしじ）

■APP韓国キャンプ運営担当
横堀ふみ（よこぼり・ふみ）
塚口麻里子（つかぐち・まりこ）

◎関連サイト◎
「Asia Producers’ Platform 韓国キャンプ」開催アジアの舞台芸術制作者がともに成長することを目指して｜国際交流基金