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【制作者、技術スタッフも対象】こまばアゴラ劇場、演劇学校『無隣館』第二期開校を発表

14.10/17

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こまばアゴラ劇場(東京・目黒区)と劇団青年団は13日、演劇人の育成機関『無隣館』の第二期開校を発表した。2015年2月に試験を実施予定。詳細・申込み方法は後日、同劇場/青年団のサイトで告知される。第一期同様に、学費、チケットノルマなど費用負担はないという。

『無隣館』は2013年度に第一期を開校。対象は俳優だけではなく、演出部、制作、ドラマターグ、舞台美術、照明、音響などの技術スタッフを含む。講師は、青年団主宰の平田オリザ氏のほか、青年団演出部、関連団体の演出家、劇作家、俳優などが務め、劇作、演出、制作、舞台技術を多角的に学ぶ場となっている。これから募集が行われる第二期では、遊園地再生事業団の宮沢章夫氏によるワークショップの機会も設置するという。

劇場サイトでは、「青年団は2010年度をもって新人募集を停止しているが、こまばアゴラ劇場が若い演劇人の巣立っていく場であることに変わりはない」と説明。平田氏は「先端的な演劇人、芸術家にとって最も重要な要素は、その才能故の孤立と孤独に耐えることだと私は考えています。アウェーで闘える真に自立した演劇人を育てるために、この私塾を『無隣館』と名付けました。多くの若い演劇人の参加を期待します」とコメントしている。

◎インフォメーション◎
「無隣館」第二期 年間プログラム(予定)

■2015年
◇4~7月
・週に2、3回のワークショップ、およびアートマネジメントや舞台技術に関する講座
・集団創作プログラムによる演劇創作と発表
(7月末の時点で、再度の選抜があり)
◇8月頃
・夏合宿
◇9~12月
・各演出家の集中型のワークショップ(小さな作品を作ったりする)

■2016年
◇2~3月  
・修了公演に向けての稽古
◇4月  
・一年次修了公演 『カガクするココロ』『北限の猿』をこまばアゴラ劇場にて上演予定

※授業などは、基本的に平日の19~22時、および土日が対象。
※一年次終了後、希望者は二年目の専攻課程に進む。二年次は、受講生同士の自主制作などを主に行う。

◎関連サイト◎
こまばアゴラ演劇学校・無隣館 第二期開校のお知らせ


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