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【「劇場制作クラス」も】北九州芸術劇場が『劇場塾2014』を10・11月に開催-福岡

14.09/09

北九州芸術劇場(福岡県北九州市)は、これからの地域文化の振興を担う人材の育成や人的ネットワークの形成を目的として『劇場塾2014』を開催する。

同企画では、舞台芸術分野の専門家を招き、「オープンクラス 基礎講座」(10/14)、「舞台技術講座 舞台機構編」(10/21,22)、「地域文化コーディネートクラス」(11/10,11)、「劇場制作クラス」(11/17,18)の4つの講座が行われる。

その中でも「劇場制作クラス」は、劇場や舞台芸術の現場に実際に関わっている人のためのクラス。17日に「セゾン文化財団から見た公共性と舞台芸術の現状」、「劇場法と指針から見る劇場・ホールの在り方」の2つの講座を、18日に「アーティストが考える劇場・ホールの在り方を考える」ワークショップを行い、2日間で学んだことを踏まえて「公共劇場・ホールの目的とミッション(使命)を考え発表」するという。

同クラスのコーディネーターを務める津村卓氏(北九州芸術劇場館長兼チーフプロデューサー)は、「最近よく芸術文化の社会包摂という言葉を耳にします。ただパラレルに考えなくてはならないのは、それを実現してくれるアーティストのクリエーションと、社会と芸術を繋ぐコーディネーターの育成なくしてはあり得ません。どうしていくのか皆で考えていきましょう」とコメントしている。

各クラスの詳細は、下記それぞれのリンクを参照のこと。

◎インフォメーション◎
劇場塾2014
■「オープンクラス 基礎講座」10月14日(火)
講師:吉本光宏(ニッセイ基礎研究所 研究理事)ほか
定員:60名程度(10/1締切)
参加費:1,000円
対象:舞台芸術の現場に関わっている方、関心のあるどんな方でも。

■「舞台技術講座 舞台機構編」10月21日(火)~22日(水)
講師:伊藤久幸(新国立劇場 技術部長)ほか
定員:30名程度(10/1締切)
参加費:3,000円
対象:公立文化施設や舞台技術の関係者・地方公共団体文化行政担当 など

■「地域文化コーディネートクラス」11月10日(月)~11日(火)
講師:内藤裕敬(南河内万歳一座 座長、劇作家・演出家)ほか
定員:15名程度(10/24締切)
参加費:3,000円
対象:地方公共団体文化行政担当者、公共ホール職員、学校・教育関係者、福祉関係者、コーディネーターに関心のある方、アーティスト など

■「劇場制作クラス」11月17日(月)~18日(火)
講師:久野敦子((公財)セゾン文化財団 プログラムディレクター)、佐藤隆弘(文化庁芸術文化課文化活動推進室)、岩崎正裕(劇団太陽族 主宰、作家・演出家、伊丹AI・HALLディレクター)、津村卓((一財)地域創造プロデューサー、北九州芸術劇場館長兼チーフプロデューサー)
定員:15名程度(10/24締切)
参加費:3,000円
対象:地方公共団体文化行政担当者、公共ホール職員、舞台芸術制作者 など

◎関連サイト◎
劇場塾|北九州芸術劇場


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