制作ニュース
文化庁は「平成27年度文化芸術による子供の育成事業(巡回公演事業)」の実施団体を募集している。対象は日本の文化芸術団体で、構成するスタッフ・キャスト等に高い専門性があることなどが条件。募締切は8/15(金)。
同事業は、小学校・中学校等において一流の文化芸術団体による巡回公演を行うことにより、文化の担い手となる子供たちの発想力やコミュニケーション能力の育成を図り、将来の芸術家の育成や国民の芸術鑑賞能力の向上につなげることが目的。実施内容は「文化芸術団体によるワークショップ」と「実演芸術の公演」。原則として実施校の体育館を利用し、児童・生徒、教職員及び保護者等を対象に行う。
対象種目は、合唱、オーケストラ、音楽劇、児童劇、演劇、ミュージカル、バレエ、現代舞踊、歌舞伎、能楽、人形浄瑠璃、邦楽、邦舞、演芸。初演は不可で、「児童・生徒が共演、参加又は体験できる形態を有するもの」としている。なお、採択区分には、事業を単年度で実施する採択枠の「A区分」と、複数年度(3年)にわたって実施する採択枠の「B区分」の二区分がある。
尚、採択事業に対する委託金は、各事業終了後に実施団体が提出する決算報告書等の確認後に支払われる。契約段階から経費については精査し、契約金額の範囲内で確定するという。
募集に関する詳細、また提出書類のダウンロードは下記サイトを参照。またHPに掲載されている平成26年度の実施事業の一覧の中には、実施プログラムがダウンロードできるものも有るので、合わせて参照されたい。
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