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【「制作者トークラウンジ」の開催も】王子小劇場が「佐藤佐吉演劇祭2014+」の詳細を発表

14.04/07

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王子小劇場(東京都北区)が主催する「佐藤佐吉演劇祭2014+」の記者発表が4日、同劇場で行われ、全参加団体や関連企画などが発表された。

「佐藤佐吉演劇祭」は、王子小劇場が「より多くの観客に観てほしい作品」を集めた演劇の祭典。「王子小劇場では注目すべき作品、才能が集うときのみ『佐藤佐吉演劇祭』を開催する」としており、基本的に2年に一回開催されている。

今回は会場を拡大し、王子小劇場だけでなく、pit/北区域、北とぴあスカイホール、北とぴあカナリアホール、王子スタジオ1と、王子駅周辺にある5会場で上演される。期間は6月25日(水)〜7月21日(月・祝)の約1ヶ月間。これまでと比較し、短期間での集中開催となる。

演劇祭に参加するカンパニーは、柿喰う客、ガレキの太鼓、宗教劇団ピャー!!など計12団体で、6月28日(土)は犬と串、ナカゴー、柿喰う客、肋骨蜜柑同好会、ワワフラミンゴの5演目を1日で鑑賞できるプログラムを組んでいる。

各種賞には、演劇祭の全演目を観た観客が選ぶ「ゴールデンフォックス賞」(団体に10万円)や、協賛企業・個人が選出するカンフェティ賞、ENBUゼミナール賞、Next(ネビュラエクストラサポート)賞、衝撃俳優賞(吉川敏詞氏個人協賛)があり、その他決まり次第発表される。
また今回も、全12演目をコンプリートした観客が、現金10万円を分割する「10万円キャッシュバックキャンペーン」を実施する。

さらに演劇祭関連企画として、全国から制作者、劇場担当者などを集め開催される「制作者トークラウンジ」(日程等詳細未定)や、演劇祭開催中に観客が自由に滞在できる「ステーションカフェ(仮称)」の設置(場所等調整中)を予定している。

劇場代表の玉山悟氏は、今回の演劇祭の特徴を「民間の劇場が主導して、ひとつの駅の、複数の会場で、セレクトされた公演が上演される」と説明。劇場が自信をもって選んだ劇団の作品を上演することで、「王子」という地域が活性化し、さらに「演劇を観たことのない人が演劇に出会う」「演劇ファンが『王子』という街に出会う」ことを狙っているという。

◎インフォメーション◎
佐藤佐吉演劇祭2014+「ひと会場じゃ、収まりませんでした」
■日程:2014年6月25日〜7月21日
■会場・出演団体:
 王子小劇場:犬と串 日本のラジオ 桃尻犬 ガレキの太鼓
 王子スタジオ1:ワワフラミンゴ 泣かないで、毒きのこちゃん
 北とぴあカナリアホール:ナカゴー 
 北とぴあスカイホール:柿喰う客
 pit/北区域:肋骨蜜柑同好会 NICE STALKER 宗教劇団ピャー!! サムゴーギャットモンテイプ
■主催:佐藤佐吉演劇祭実行委員会(実行委員長:北川大輔)
■共催:北区文化振興財団
■助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、セゾン文化財団
■協力:東京バビロン
■協賛:ロングランプランニング株式会社、株式会社ENBUゼミナール、有限会社ネビュラエクストラサポート、吉川敏詞 他


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