アーツカウンシル東京（公益財団法人東京都歴史文化財団）は17日、「平成26年度 東京芸術文化創造発信助成（第I期）」の公募を開始した。応募締め切りは、単年助成プログラムが4/11(金)、長期助成プログラムが4/18(金)となっている（どちらも当日消印有効）。

同プログラムは、東京の芸術文化の魅力を向上させ、また世界に発信していく創造活動を支援するため、東京を拠点とする芸術団体等に対して活動経費の一部を助成するもの。2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催決定を受け、今後具体化に向け検討が始まる様々な文化プログラムも視野に入れ、積極的な支援を行うという。「単年助成プログラム」と「長期助成プログラム」（最長3年）の2種類がある。予算総額は 1 億 5,000 万円を予定。

助成の審査基準は単年／長期ともに、『革新性・独創性／影響力・普及力／国際性／将来性／継承性（伝統芸能の場合）』のいずれかに優れていることを重視するという。また、「活動基盤形成期」「活動拡大・発展期」にある芸術団体等への助成を特に優先するとし、新しいクリエーションへの支援、継続かつ革新のための支援を重視する旨が、公募ガイドラインに記載されている。

尚、次回の単年助成プログラムは、平成26年度第Ⅱ期（対象期間：平成26年10月1日～平成27年9月30日）で、長期助成プログラムは、平成27年度第Ｉ期（対象期間：平成27年4月1日～平成30年3月31日）で公募するという。

詳細は下記関連サイトを参照。

◎インフォメーション◎
■平成26年度第Ｉ期 単年助成プログラム
東京都内又は海外において実施される発信力のある公演・展示・アートプロジェクト、芸術創造環境の向上に資する各種プログラムや教育普及活動をサポートする。
＜対象期間＞
平成26年4月1日以降に開始し、平成27年3月31日までに終了する活動
＜助成金額＞
助成対象経費の合計額の2分の1以内。上限額は①都内での活動は200万円、②海外での活動／都内及び海外で行われる国際コラボレーション（国際共同制作等）は400万円とする。

■平成26年度 長期助成プログラム
今後芸術シーンや社会で重要な役割を担っていく芸術団体等が実施する、国際プロジェクトや意欲的な企画等を最長3年間継続してサポートするプログラム。東京を活動拠点とし、将来ビジョンや長期的展望を有する芸術団体等が実施するプロジェクトを対象に、準備の段階からその実現までに必要な活動経費の一部を助成する。
＜対象期間＞
平成26年4月1日以降に開始し、平成29年3月31日までに終了するプロジェクト
＜助成金額＞
・助成対象経費の合計額の2分の1以内で、3年間の総額が1200万円（2年間のプロジェクトの場合は総額800万円）を上限とする。

◎関連サイト◎
平成26年度　東京芸術文化創造発信助成第I期公募のお知らせ｜アーツカウンシル東京