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- 【青山円形劇場閉館に伴い】25周年を迎える舞台『ア・ラ・カルト』今年で最終公演に
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13.10/16
毎年12月に青山円形劇場(東京都渋谷区)などで上演されていた舞台『ア・ラ・カルト』(主催:こどもの城)が、2015年3月末の劇場閉館に伴い、今年で最後の公演になることが発表された。
『ア・ラ・カルト』は1989年に初演、今年で25周年を迎える。白井晃、高泉淳子、陰山泰らを中心に、レストラン「ア・ラ・カルト」に訪れた客らの物語をオムニバス形式で綴る舞台は、毎年登場するお馴染みのキャラクターや、音楽監督・中西俊博を中心としたバンドメンバーによる生演奏、またドリンクサービスなどエンターテイメントにあふれ、毎年必ず行くという『ア・ラ・カルト』ファンも多い。2009年には「第17回スポニチ文化芸術大賞優秀賞」を受賞。20周年を迎えた2008年で一区切りとし、白井晃と陰山泰が卒業。2010年より『ア・ラ・カルト2』として再びオープンした。
青山円形劇場のサイトでは、「『ア・ラ・カルト』は青山円形劇場という場所があって生まれた作品です。 冬の風物詩として沢山のお客様と出会い、愛されてきました。(中略)そのホームであるこどもの城・青山円形劇場は、来年度で閉館されることになりました。とても残念でなりません」と無念さをにじませつつ、「青山円形劇場での『ア・ラ・カルト』ラストステージ、まだ観てない方、何度も観て頂いた方、沢山の方々に観て頂きたい!皆さんのご来店を出演者、スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。」と、最後のステージに向けての意気込みを語っている。
青山円形劇場プロデュース『ア・ラ・カルト 2 ~役者と音楽家のいるレストラン Final』は、12月6日(金)~26日(木)、青山円形劇場にて上演。
チケットは6,500円(全席指定・税込)、10月26日(土)より前売開始。