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昨年12月に亡くなった歌舞伎俳優・中村勘三郎を偲び、舞台衣装や愛用の品を展示する特別企画展『十八代目中村勘三郎を偲ぶ』が、9/25(水)から30(月)まで、まつもと市民芸術館(長野県松本市)・2階メインロビー「シアターパーク」にて開催される。入場料無料。
故・中村勘三郎は、同館の芸術監督である串田和美氏とタッグを組み、08年同館にて「信州・まつもと大歌舞伎」をスタート。『夏祭浪花鑑』以来二度の公演で主役を務め、出演した市民キャストや公演運営を支えた市民ボランティアとも交流を重ねてきた。病魔に襲われた後の復帰公演(11年)や翌年の生前最後の舞台『天日坊』も同館で行われており、急逝した同年には、長野県松本市より「歌舞伎を松本市に定着させ、市の芸術文化発展に大きく貢献した」として名誉市民称号が追贈されている。
同企画展は、市民から愛された勘三郎を偲び、同館にて9/30(月)に公演予定の中村勘九郎、七之助による『錦秋特別公演 芯2013』にちなんで開催される。
◎関連サイト◎
特別企画展『十八代目中村勘三郎を偲ぶ』|まつもと市民芸術館