『第5回九州戯曲賞』（主催：九州地域演劇協議会／NPO法人FPAP）の最終審査結果が27日に発表され、大賞には、後藤香氏（福岡県福岡市／対象作『タンバリン』）が選出された。

同賞は、九州地域に在住、あるいは活動拠点を置く劇作家が2012年の1月から12月までに書き下ろした作品が対象の戯曲賞で、最終審査員も岩松了氏、中島かずき氏、古城十忍氏、松田正隆氏、岡田利規氏という九州出身／在住の劇作家たちが務めた。最終審査員選評、及び最終審査審議過程は、後日、九州地域演劇協議会公式サイトに掲載される。

大賞を受賞した後藤香氏は、2012年に「劇団go to」を結成。受賞作『タンバリン』は同劇団の旗揚げ公演として、後藤氏の作・演出にて昨年10月に「ぽんプラザホール」で上演された。

◎インフォメーション◎
『第5回九州戯曲賞』最終候補作品※敬称略
福永郁央（福岡県福岡市）『もうひとつある世界の森に巣喰う深海魚たちの凱歌』
佐倉吹雪（大分県別府市）『紺碧。』
高橋克昌（福岡県福岡市）『firefly』
後藤香（福岡県福岡市）『タンバリン』
守田慎之介（福岡県行橋市）『群れる青、トコロ。』

◎関連サイト◎
九州戯曲賞最終審査結果について｜九州地域演劇協議会