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【東京芸術劇場『おのれナポレオン』】代役・宮沢りえとともに主催者twitterも称賛受ける

13.05/13

公演期間最終盤に主要キャストが交代するというアクシデントに見舞われた舞台『おのれナポレオン』(東京芸術劇場/作・演出:三谷幸喜)が12日、千秋楽を迎えた。急きょ代役出演した宮沢りえの演技が評判を呼んで当日券の販売窓口に長蛇の列ができる大盛況となるとともに、これらの対応に当たった主催者の東京芸術劇場のtwitterも、フォロワーから称賛の声を受けたということがスポニチアネックスで報じられている

6日の公演終了後に主要キャストの天海祐希が軽度の心筋梗塞により入院し、以降のステージを降板することとなった。急きょ代役のオファーを受けた宮沢は、8日より稽古を開始した。予定されていた8日夜、9日昼・夜の3ステージが中止となったが、稽古開始からわずか2日後の10日夜公演から再開となり、千秋楽までの4ステージを無事やり遂げた。再開されたステージでは、代役であることを感じさせない宮沢の演技に対して、観客総立ちによるスタンディングオベーションが贈られた。これが大きな話題となり、11日、12日のステージには販売枚数を大幅に上回る人数が当日券販売窓口に列をなす事態となった。

これを受け、主催者である東京芸術劇場は公式twitterアカウントを使い、「当日券情報!本日の「おのれナポレオン」公演ですが、会場にはすでに大勢のお客様にお並びいただいております。すでに本日の販売予定数を大幅にオーバーしておりますので、今からお並びいただいても、当日券をお求めになれる可能性は一切ございません。何卒ご了承下さい。」と即座にアナウンス。この対応についてフォロワーからは「東京芸術劇場さんの対応の良さに感動した1週間でした!!スタッフの皆様もお身体に気をつけて頑張ってください!素敵な舞台ありがとうございました!!」と称賛する返信が行われたという。

最大のピンチをチャンスへと変換させる、創作・制作双方においてプロフェッショナルな対応が印象に残る公演となった。


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