公益財団法人舞台芸術財団演劇人会議は11日、『利賀演劇人コンクール2013』の募集要項を発表し、応募受付を開始した。応募締め切りは5月10日(金)必着。一次審査(書類選考)を通過した作品は7月20日(土)から7月31日(水)に利賀の夏のプログラムの一環として富山県利賀芸術公園(富山県・利賀村)にて実施される公開上演審査に進む。最優秀演出家賞に選出されると賞金100万円が贈呈されるほか、利賀芸術公園でのレジデンス制作、フランス・ジュヌビリエ国立演劇センターとの交換プログラムへの参加、国内外の劇場プログラムでの上演参加や舞台芸術祭への参加など、継続的な支援を受けられる。

同コンクールは、舞台芸術財団演劇人会議の主催する「演出力」を対象としたコンペティション。昨年より「地域を越え、国際的に活躍できる演出家の発掘と養成」を新しいコンセプトとして掲げている。若手演出家・演劇人の登竜門といわれており、これまでに、ペーター・ゲスナー(うずめ劇場)、関美能留(三条会)、中島諒人(鳥の劇場)、神里雄大(岡崎藝術座)、仲田恭子(空間アート協会ひかり)といった、国内外で活躍する演出家が受賞をしている。

なお、4月26日(金)19時より、東京・こまばアゴラ劇場（5F稽古場）にて、応募説明会を実施。参加希望者は、e-mail concour＠jpaf.or.jp まで。

◎関連サイト◎
利賀演劇人コンクール2013、参加団体を募集します。｜公益財団法人舞台芸術財団演劇人会議